ナミうつブログ

「うつ」のお悩みを軽くするヒントを双極Ⅱ型障害の人が模索するブログです。

今あなたに必要なこと ― インターネットでリラックスは手に入らない

 

リラックスイメージ

あなたはお気に入りのリラックス法をお持ちですか?

大好きな音楽を聴いてリラックス。
湯船にゆっくり浸かってリラックス。
香りのいいハーブティでリラックス。

やり方は人それぞれ。

なんて言いながら。私はリラックスが苦手です。うつ病でつらいときこそ、いかにリラックスできるかが重要! と頭では理解しているのですが、落ち込んだり、ネガティブな考えに支配されると、「リラックスしている場合じゃない」と思ってしまうんですよね。もしかしたら、リラックスを拒否しているのかもしれません。「私って可哀相」と悲劇のヒロインを演じたがっていると言いますか。

そんなとき、私はネット上に答えを求めてパソコンの前に座ります。

「イヤな気分を忘れさせてくれるもの」
「自分が間違っていないことを証明してくれるもの」
「心の痛みを和らげてくれるもの」

しかし、いくら情報を漁っても、答えは簡単に見つかりません。

そうして私が膨大な情報を前にため息をついていると、一人の精神科医がこう言いました。

インターネットにはリラックスが欠乏している | シロクマの屑籠

インターネットが普及し、色んなものに簡単にアクセスできるようになった。しかし、インターネットでは入手困難なものもある。その最たるものが、リラックスだと思う。

インターネットでリラックスは手に入れられない?

光を発するパソコンやスマホの画面。それを見続ければ当然目は疲れてしまう。

そういえば、子どものころ「そんなゲームばっかりやってると目悪くなるよ!」と母ちゃんに叱られたっけ。今はそうやって叱る立場の母ちゃんもスマホをいじっているから、「パソコンばかりやって!」と怒られることもなくなったなぁ。

インターネットは楽しい。ネット上には役立つ情報がたくさん。前向きな言葉に元気をもらうこともある。ふと笑みがこぼれたり、ほっこりとした気持ちになれたり。

でも、そうやって得る笑顔でさえ神経を使うものなのだ、とシロクマ先生は言います。

例えばうつ病が重症化した人達にとっては、自分が笑うことも、笑顔を受け取ることも、もはや福音というよりも苦役に近い――彼らにとっては、静謐や沈黙のほうが、ずっと神経にやさしく、辛くない。

重症のうつ病患者さんにとっては、「静謐や沈黙」の方がラク。静謐とは「事件が無くて、穏やかな様子」かぁ。うーん、確かに。私も症状がひどいときには笑い方さえわからなくなって、人の笑顔がまぶし過ぎて直視するのがつらかった。

症状が落ち着いた今は、素直に笑うこともできるようになりました。人の喜びにつらくなることも減ってきました。だから今度は、自分と同じように悩んでいる人がより良くなるための情報を探し続けているのですが……。

「疲れをなくす」ではなく「疲れを忘れさせる」ところがポイントだ。(中略)

笑顔や感謝やシンパシーが自分の手許に集まってくれば、その瞬間に疲れを忘却できるぐらいには脳汁が垂れるだろう。けれども、それは中枢神経系に安息を与えたわけではない。それらしい神経伝達物質を大量放出し、その場をハイテンションに凌いでいるに過ぎない。よほど親しい人による笑顔やシンパシーとなれば、また話は変わってくるかもしれないが、ネットのように不特定多数を相手取りがちな場面や、それほど親しいわけでもない緊張を含んだ場面のコミュニケーションには、リラックスという言葉は似合わない。どれだけ褒められようが、どれだけハイテンションになろうが、それはストレスである。疲弊のもとである。

そう言われてみると、ディスプレイを見ている間は常に緊張しているような気がします。あちらこちらに散らばる情報を見逃すまいと必死に目を走らせます。まばたきの回数も少なくなります。画面の向こうの相手がどんな人なのか、無意識ながらも電波ビンビン。

シロクマ先生のおっしゃる通り、このような状態で疲れを癒すことはできませんね。たとえ落ち込みが癒されたとしても。

よくよく思い出してみると、好きなブログを読んであたたかな気持ちになることはありますが、身体の疲れがじんわりと時間をかけて溶け出していくような経験はなかなかありません。いや、ほどんどないと言ってもいいかもしれません。

身体を酷使して得る心の安らぎはリラックスではない。というと、少し大げさかもしれませんが、心と身体の両方が休まってこそのリラックス。ネット閲覧で、日向ぼっこと同じ心身のゆるみ・のんびり感は得られません。

心の癒し・楽しむために利用しているサイト、ブログ、動画、SNS、メール、ライン、スカイプ……。

やるなとは言わない。しかし、ネットライフにリラックスという言葉があまり存在しないという事実、本当にリラックスしたい時は「回線切って寝る」こそがベストである事実は、折に触れて振り返ってもらいたい。インターネットなんて四六時中やっていたら、そりゃメンタルヘルスを損ねやすくなるだろう。ネット時代の人間には、もっとリラックスしたオフラインの時間が必要だ。

リラックス方法のベストアンサーは「回線切って寝る」。視覚や聴覚ばかりに頼りすぎず、嗅覚・味覚・触覚もバランス良く使えたら良いですね。

それでは今日はこのへんで。さっそくパソコンの電源をOFFにしてゴロゴロすることにします。

リラックスタイム、スタート!

 - 療養中の過ごし方 

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