手を抜いたせいで失敗し、やり直さなければいけなくなった。
そんな経験はありませんか? 私はあります。しょっちゅう「しまったー」「やっちまったー」と言っている気がします。
そうならないために思い出したい言葉が、「備えあれば憂いなし」。
すぐに面倒がる私は、たびたび自分に言い聞かせています。まぁこれくらい大丈夫か、と楽観視しそうなときは特に。
強く言い聞かせたのち、行動に移せると「自分偉いな」と思えます。「もう大丈夫」と安心感も生まれます。本当にこのことわざはすばらしいと強く感じます。
「備えあれば憂いなし」は、例えば、おむつが必要な場面でも役立ちます。漏らしてからでは遅い。覆水盆に返らず。備えあれば憂いなし。
怠惰な心に負けそうなときは、大惨事になった様を想像しましょう。一度でも大変な思いをしたことがあれば、簡単に思い浮かびます。あぁ、もうあんな思いはしたくない!
慌てず確実にやろう。
そういう姿勢を思い出させてくれる言葉として「急がば回れ」も役立ちます。
焦ってドタバタ走っても、ズッコけてケガしたら痛い。その分また立ち止まることにもなる。だから、落ち着いて丁寧にやっていこう。回り道のように思えても、それが最短ルートだよ。そんなメッセージ。うつ療養中に何度聞かされたことでしょう。
「急がば回れ」は、ものを作っているときにも思い出したい言葉です(というのも、最近時間を見つけて手芸をちょこちょこやっているのです)。
工程を省略すると、仕上がりが美しくなくなります。美しくないだけならまだしも、やり直しが必要になって手間が増えることも多い。手を抜いて雑にやると、後々そのつけが回ってくるのですよね。だから、急いでいるときほど、正しい手順で丁寧に取り組むことが大事。
ただし、料理に関しては、急いでショートカットするのはありかなと思います。手順が違っても、まずくて食べられないことはほとんどないから(私がバカ舌なだけかもしれません)。巷で時短レシピが溢れていることからもそうだと言えそうです。
このあたりは、何を大事にするか、その答えによって選択が変わってくるのでしょうね。人それぞれ大事にするポイントが違うから、多種多様な生き方が生まれる、人生の色彩もさまざま、みたいなまとめじゃ雑すぎるでしょうか。
ともあれ、手抜きしたくなったり、面倒な工程をすっ飛ばしたくなったときは、「備えあれば憂いなし」「急がば回れ」との至言を思い出しましょう。
そうすれば、嫌な思いをする可能性は減ります。
日々がましになるのは良いことです。
更新ありがとうございます。
急がば廻れ。
それが
なかなかできないんですよねぇ。
世の中スピードの時代ですからねぇ。