「私なんか」が口癖のあなたへ　その痛みを和らげるための提案があります

「私はダメだ」
「私は無能だ」
「私は何の役にも立たない」
「私は迷惑ばかりかけている」
「私には何の価値もない」

こんな言葉が口癖のあなたへ。

そんなに自分を責めないでください。

あなたはダメじゃないし、無能でもない。かけがえのない存在です。

どうかありのままの自分を認めてあげてください。

……などと言われても納得できないあなたへ。

そのセリフ、ちょっとだけ変えてみてください。

「私には～な部分もある」
「～に思えるところもある」

こう言い換えてください。

さっきの言葉で試してみますね。

「私にはダメな部分もある」
「私には無能に思えるところもある」
「私は何の役にも立たないと感じられるところもある」
「私は迷惑ばかりかけているように見えるところもある」
「私には何の価値もないと思える部分もある」

どうでしょう。これらのセリフ、抵抗ありますか？　やっぱり全否定したくなりますか？

でも、全否定は不正解なんです。

私も一生懸命「おまえはダメ人間」と自分を罵倒していたのですが、そうやって自分を責め続けても良いことって何もないんですよね。発破をかけるつもりで言っても、むしろやる気が削がれて、ますます身動きが取れなくなってしまいます。

だから、せめて「ダメじゃない部分もあるよ」と言いましょう。だって、それは事実だから。

ダメに思える部分もあるかもしれないけれど、ダメじゃない素敵なところもある。

どんなにすごい人でも、欠点が一つもない人はいません。

反対に、あなたがどんなに「自分は価値のない人間」と思っても、素敵なところが一つもないということはないし、あなたがいてくれることで笑顔になれる人もいるのです。

そう、私もこの言葉をあなたに受け取ってもらえてとても嬉しい。ありがとう。

本当にそう思っているんですよ？　あなたにこうして読んでもらえることが本当に嬉しいし、あなたの存在に私はいつも励まされているんです。目には見えなくても、ほら、今まさに言葉を介してつながっているじゃないですか。

だから、ありがとう。

存在している限り、価値がゼロと言うのは難しいことです。だって、何かしらはあるんだから。「何の役にも立たない」と言う人は、多分ものすごく狭い範囲で考えているだけ。

あなたにだって素晴らしいところはたくさんあるのです。

こうやって悩んで迷っていることだってすごいこと。それは真剣に生きている証拠だから。

……などと言われてもやっぱり「私なんか」と言ってしまうあなたへ。

愛されたいですね。無条件に肯定されたいですね。認められたいですね。

これ、私が常々思っていることなんですけど、あなたはどうですか？

どうやら、その願いを叶えるのは簡単ではないみたいです。

それで私は諦めてしまいました。

とか言いつつ、やっぱり期待しているんです。

もう傷つきたくないから相手を突っぱねる。人から蔑まれる前に自らを貶めて自分を守る。

そういう生き方も一つ。無理やり変える必要はないと思います。

だからと言って、そこまで自分を痛めつける必要もないと思います。

「私なんかダメ」と思ったら、言い換えましょう。

「私にはダメな部分もある」
「私にはダメじゃない部分もある」

はい、OK！

レッテルぺたぺた貼りまくるマンよ、全否定するのではなく「～な面もある」と言うのだ！

それが今日言いたかったことです。

レッテルぺたぺた貼らないように気をつけてるマンより愛を込めて。