もっとバカになりたい。でも、思考停止のバカにはなりたくない。
あるときそう思いました。いや、バカになりたいってすでに自分バカじゃん、と直後に思いましたが、違うんです。違わないけど、そうじゃない。
つまり、
「細かいことを気にせず、シンプルに楽しく生きたい。でも、大事なことはちゃんと考えたい」
ということ。
考えることは大事だけど、考えすぎると疲れる。でも、だからといって、思考を止めるのも違う。
一体どうすればいいの? というお話です。
あれこれ考えすぎる人って多分みんなそうかなと思うんですけど、一度思考スイッチが入ると止まらなくなりますよね。で、ずっと深掘りし続けて、沼にはまる。
そんなときに、周りの誰かがお気楽なことを言っていると、「何なんだよ」と言いたくなる。それだけならまだしも、たしなめる感じで「考えすぎだよ~」とか言われたときには、「ぬあああああ~ッ!」と叫びだしそうになる。みたいな経験ありませんか。私はありました。苛立ちなのか羨ましさなのかよくわからないまま悶々とすることも多々あったように思います。
これは多分「考える」というより「悩む」「苦しむ」という感じだったからこそ、軽くいなされてフンガーッとなったんだと思います。
とはいえ、考えすぎて変な感じになっているときは、それ以上考えないほうがいい。これは確かにそう。
だからといって、「じゃあ考えるのをやめよう」でやめられるものではないので、何かしんどくならないための工夫を用意しておく必要があります。
たとえば、「今すぐ決めない」「とりあえず寝かせる」クセをつけるとか、「それ、流して大丈夫なやつじゃない?」と自分に聞いてみるとか。
ピザ生地を作るときも発酵が必要ですからね。丸めて休めてガスを抜く。ベンチタイム、大事です。
寝ると頭がリセットされて、翌朝「あれ、なんであんなに悩んでたんだっけ?」となることもありますよね。時間を置くこと。これは意識してみるとよさそうです。
要は、切り替えも大事、たまには気分転換を~ってことですよね。
そのために私は、「まいっか」「明日考えよ」を口癖にしようかなと考えているところです。
まとまった時間考え込んだら、いったんストップ。
めちゃくちゃどうでもいいことや笑えること、大好きなことに目を向けると、よいリフレッシュになりそうです。
気分転換だけでなく、窓を開けて換気をするのもかなり効果がありそう。
まとめます。
- 考えすぎて疲れたら「明日考えるワ」で小休止
- 「この話、流してもOKじゃない?」と自分に聞いてみる
- 「とりあえず今、なんかアホみたいに笑えること探そ!!」
「切り替え」プラス「手放す力」を身につけることも大事っぽいですね。
「どうでもいいことは流せる軽やかさ」と「必要なことはしっかり考えられる知性」、手に入れたいものです。
「明日考えるわ」の元イメージです。