最近また文章を書けない期に突入して困っていたのですけれど、「自分、うまくやろうとしてるな」と気づいたら、ちょっと気が楽になりました。
なんか力みすぎちゃってたんですよね。自分では全然そんなつもりはなかったのですが、よくよく考えてみると、「もっとうまく書かねば」とか「もっと読みやすく」とか、そういうダメ出し系の考えで頭の中がいっぱいになっていたなと。
このブログの過去投稿、自分が書き散らした文章を眺めていて気づきました。
もっと気張らず、肩の力を抜いて、楽しく書いていたのです、以前の自分は。
じゃあ最近は違うのかというと、もちろんそういうスタンスは維持していたのですが、それ以上に「もっとうまくやらねば」と思いすぎていました。
実際は「うまくやらねば」というより「うまいほうがいいに決まってるじゃん」という感じですかね。「読んでくれる人を煩わせるようなことをしてはいけない、貴重な時間を費やして読んでくれてるんだから」みたいな意識がかなり強まっていたと思います。だって、今やネット上にコンテンツが溢れかえっていますからね、わざわざご来訪いただきありがとうございますの気持ちをいかに表すかが大事という思考が優勢になっていた、んだと思います。
でも、自分が読者の立場であるときのことを考えてみれば、そんな力む必要ないよってことがわかります。ずっと読んでるブログって更新されてるだけで嬉しいんですよね。ブログ主さんのことが好きだから読むのだし、「もっと読みやすく書け」とか「内容がない」とか思ったことない。
だから、もっと読みに来てくれる人のことを信頼して、おもてなしの心は持ちつつも、もうちょっとリラックスして書いていけたらいいのかなと思いました。
ブログの紹介文ですごく好きなものがあって、「毎日5分をムダにしたな。と思えるブログ」(自省log)という文言なんですけど、この温度感を大切にしていきたいですね。
「無駄こそ自分を豊穣にする」という開高健の言葉を今こそ高らかに叫びたい。
ってちょっと前にも似たようなこと言ってたわ、「もっと意味のないことを言え!」って。わはは。
別にこれはブログに限った話ではないですよね、うまくやろうと力みすぎると遊びがなくなって結果うまくいかないっていう場面はいくらでもありそう。
とりあえず、深呼吸。
気楽にいきましょう。