何をするにもメリハリが大事ですね。
すべて完璧に全力を出し切るのではなくて、力を抜くところは力を抜く。
そういう意味の「サボり」も必要。
でも、どこで力を抜いたらいいのかわからないから、結局すべて力を入れざるを得ない。
そういうときはどうしたらいいのでしょうね。
解決策として思いつくのは、
- 全体を見据える
- 最終的なゴールを明確にする
- 最終目標から逆算してやるべきことを把握する
- やらないことを決める
- 制限時間を決める
- 数をこなして慣れる
このあたりでしょうか。
やるべきことさえやっていればOK。
と、なかなか割り切れないのが困ったところです。
何をやるにも要領が悪い私はたいした成果を出せず、挽回しようと空回りして、結局残念な結果に終わります。
(泣)
どうでもいいところにエネルギーを費やす愚
「やらないことを決める」
これって重要だなと思います。
真面目に取り組んでるけどできない系のグズ(私)は、どうでもいいところに力を割きすぎです。
これは今までにも何度か書いていることですが、折り目正しくないと気が済まないところがあるんですね。文字通り、折り目が1mmでもズレたら気持ち悪いから、ただ紙を折るだけで数秒ムダにします。本当にどうでもいいところで、です。
たった数秒、でも、積み重なれば、膨大のムダになります。
そのせいで、大事なことをやる時間が足りなくなります。
結果、お馬鹿さんな結果が生まれます。
私の生活において、1mmのズレを直すことは確実に「やらなくていいこと」です。
皆勤賞って別に偉いわけじゃないよね
サボることは悪いという意識、あなたは持っていますか?
サボる、怠る、力を抜く、休む、やらない……etc.
私はこれらをすべて同じように悪いことだと思っていました。
確かに「サボる」「怠る」は良いことではありません。でも、「休む」「やらない」さえも私にとっては悪だったのです。頭では「別にいーじゃん」と思うのですが、もう刷り込まれている感じで。
だから、休日に休んでいるのもちょっと罪悪感。
「お前みたいなやつが何休んでんだよ」って言われるんじゃないかって。
まして、長期休養するなんて……!
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!
と、長らくはやっていました。
やる気が出なくてぐだぐだしているのも悪いことだから、そんな自分をダメ人間認定して断罪。やる気が出ないことが多い私は、断罪されっぱなし。
その罪悪感を拭おうと、休まないようにサボらないようにと日々を過ごしても、中途半端で大して意味がない。
この感じから思い出すエピソードがあります。
私は高校時代、2回皆勤賞をもらいました。2年生のときはインフルエンザと忌引きのため皆勤ではありませんでしたが、それ以外は休みませんでした。
だから何? ですよね。賞状をもらいましたけど、誇らしくない。もちろん真面目に通うのは良いことだし、頑張ったねと思いますけど、別にそこまで偉くはないでしょ。たまたま体調崩さなかったり、自己都合で休む必要がなかったってことが表彰するようなことか? と。
でも、休むことは悪という意識が働いて、自然とこういう結果になりました。
あと、自分は大したことできないから、せめて休まず通おうという気持ち。
けど、真面目に通ったって、成績は別に良くないから、何だかな~と。
だからといって、もっとサボればよかったと思っているわけではないのですが、毎日いっぱいいっぱいで「死にたい」ってなるぐらいなら、思い切って休めばよかったのにねとはよく思います。
そう、しんどいときは休めばいいんですよ。
できないときは無理してやる必要ないんですよ。
死にたいほどにつらい気持ちを抱えてまでやらなきゃいけないことなんてないんですよ。
……と思いますけど、そんな単純なもんでもないですよね。
「そういうわけにはいかないの!」と過去の私は絶対言います。
だから、冒頭に書いたような、上手に力を抜く方法を覚えなきゃいけないなと思います。
最後に
最低限これだけやればOK。
それをはっきりさせることで、どうでもいいところにエネルギーを割いて疲れてしまうことを防げます。
完璧を求めないとか、人に任せられる部分は人に任せるとか、大事ですね。
自分のキャパシティを考えて、無理やり詰め込まないように。
大事なところは力を入れて、どうでもいいところは力を抜く。
どうでもいいところって何? と考え出すと、人生すべてがどうでもいいことに思えてくるので、そういう思考はほどほどに。
疲れたときは、一休み。
ちょっとお茶でも飲みましょう。
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