ナミうつブログ

「うつ」のお悩みを軽くするヒントを双極Ⅱ型障害の人が模索するブログです。

「生きるのも悪くないかな」と思えるようになりそうな材料を調達してきました

 

新鮮野菜をお届け

今日は、最近気になった話題を少し。

キャストは、林修先生、熊代亨先生、井出草平先生、林公一先生、遠野なぎこ先生。

超人気予備校講師に、ネット界の有名精神科医に、今話題の女優さん……。

ちょっと楽しそうでしょ?

 

「うつ病は誰でもなる病気」ってわけじゃないんだけど……

2014年1月21日放送のテレビ朝日系「林修先生の今やる!ハイスクール」で、うつ病について取り上げられました。

番組内で紹介された、うつ病になりやすい15のチェック項目をまとめたコチラの記事より。
うつ病になりやすいかがわかる 15個のチェック | OKGuide

・同じ曲ばかり聞く
・連続ドラマは撮りダメして一気に見たい
・マメに携帯電話をチェックする
・メールはすぐに返信する
・普段ほとんど運動しない
・太っている
・辛いものより甘いものの方が好き
・飲食店では同じメニューを注文する
・食事の時、濃いめの味付けが好きになった
・リビングでよく寝てしまう
・上司や部下とよくお酒を飲みに行く
・普段からあまり怒らない
・毎日同じ時間のバスや電車に乗る
・最近引っ越しをした
・仕事がうまくいっている

8個以上当てはまる方は要注意、だそうです。

私が気になったのは、「同じ」「連続」「一気に」というキーワード。メランコリー親和型性格、執着気質と呼ばれる、折り目正しく、秩序を愛するタイプに当てはまりそうです。

でも、これらの病前性格は、うつ病発病にそれほど関係がないらしく……。

うつ病の病前性格など存在しない | 井出草平の研究ノート

「うつ病の病前性格なんて世界的には否定されていますよ」ですって。

私も完全にこの考えにのみ込まれていまして、よく「うつ病になった人は……」みたいな言い方をしてしまうのですが、うつ病にもいろいろなタイプがあるってことを忘れてはいけないですね。

前に自分でも書いてるのに……
うつ病と「メランコリー親和型」という病前性格

でも、だからと言って、誰でもうつ病になるというわけではなくて。

「うつ病は誰でもなる病気」は、そろそろやめませんか? | シロクマの屑籠

……はい。 ケースバイケースということを常に念頭に置いて考えるようにします。

 

「今でしょ!」の林修先生「居ないでしょ?」の林公一先生

さて、林修先生の「今でしょ!」を聞いて、「こころと脳の相談室」の林先生を思い浮かべるのは私だけじゃないはず。

心の病気を患った者なら、目を通しておきたいサイトです。

Dr林のこころと脳の相談室
(サイドバーの「キーワード別Q&A」に「うつ病」カテゴリーがあります)

そんな林先生がこの度電子書籍を出版されたのだとか。


そんでもって、林先生は実在していた! と伝える記事。

「まさかとは思いますが、精神科医の「林先生」とは、想像上の存在にすぎないのではな……くなかった!」 ※お会いしました | ビバ☆電子書籍! 出版社の大挑戦せきらら日記

なんか嬉しい。やはり私も「まさかとは思いますが、想像上の存在に過ぎないのではないでしょうか」という思いがありましたからね。

「今でしょ!」の林修先生、「居ないでしょ?」の林公一先生。

う~ん、言い得て妙ですねぇ。2ちゃんねらーの方ですか、コレ言った人冴えてる。

で、こちら書籍は、「治療ではなく、症例に興味を持ってもらうための本」とのことですので、Q&Aサイトと同様、病気を治す方法を伝えるものではありません。

うつ病以外にもさまざまな精神疾患があって、治療が難しかったり、周囲になかなか理解してもらえなかったりして悩んでいる人がたくさんいる。それを知るのはすごく意味のあることです。

林先生のサイトで私が教わったのは、自分の世界がいかに狭いかということ。自分よりも症状が重い人と比べて「私なんて……」と落ち込むこともありましたが、何も知ろうとしていなかったら今の私はいません。

これからどのように自分と向き合っていくか考える際にも、林先生のサイトや本はとても参考になる内容だと思います。

 

「生きるのも悪くないかな」と思える優しい世の中を願って

的確な(ときに一刀両断の)林公一先生とは違った角度から精神疾患について発信する女優・遠野なぎこさん。数日前のブログ記事に、当事者としてのこんな言葉が。

何ひとつ悪い事なんかしていないのに、目立たず騒がず病気を隠してビクビク生きるなんて私は嫌だ。

(……)

精神疾患は目にも見えないし、打ち明けると引かれるし…いや、“絶対引かれる”って思ってしまう現実が、全くもってバリアフリーになっていないのよ。

(……)

健常者も、身体の障害を持つ人も、精神に障害を持つ人も…対等に、個性の一つとして認め合い、笑い合い、共存できる世の中にしなきゃいけない。

全てが全てみんな同じようにとはいかないまでも…なるべくみんな平等に物事に取り組むチャンスを与えられ、互いに手を差し伸べ合える世の中にならなきゃいけない。

『心のバリアフリー』 遠野なぎこオフィシャルブログ より)

そのために、「私たち患者が、少しでも楽に生きられる世の中になるように頑張る」と、遠野さん。

彼女の強い意志と優しさに、心打たれました。

 

最後に

「うつ病になりやすい」とか、「“こころの風邪”などありません、それは“脳の病気”です」とか、「『家の中にストーカーがいます』という知覚」とか、気になることはたくさんあります。

そういったことを知る上で、忘れてはいけないのは、本人が「生」を肯定できること、「生きるのも悪くないかな」と思えることです。

そのために、必要な知識や言葉を共有する。

このブログがそんな場所になったらいいな~と願いながら、夢見がちな私は鼻息を荒くしています。

そして、そんな自分を暴走しないようになだめる日々でございます。

「ゆるゆる」を忘れずにね、のんびりのびのび行きましょう。

 - 心をラクにするヒント 

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Comment

  1. scarecow より:

    うつのチェックは僕の視点とちがうものでしたが、共感しました。

    • ナミ より:

      >scarecowさん

      コメントありがとうございます。scarecowさんの考え、学ばせていただきます。

  2. クマ より:

    ナミさん 
    お久しぶりです。新しいブログになってからは初めてコメントさせていただくかと思います。
    記事はいつも読んでまして、共感できることも多いのですが、
    はたして自分は「うつ病」でも無いのに共感してしまっていいのだろうか?
    と自問自答していました。

    20歳の時に初めて精神科にかかって以来、まる9年以上グズグズ引きずっているので、ナミさんよりキャリア(?)は長いかもしれませんが、「うつ病」と診断されたことは一度もありませんでした。「うつ状態」とか「自律神経失調症(のようなもの)」とか。

    当時は入院し、学校も休学して治療にあたったので、自分でも客観的に見ても、辛い状態にあったことは間違いないはずなのです。
    でもこういう考え方は良くないと思いますが、「うつ病」というレッテルを貼られなかったのが少なからずショックでした。

    こんなに辛いのに病気じゃないとは、それこそ甘えだと言われている気がして、とにかく辛いことをアピールしようと、自傷行為に走ったり人を困らせるような言動を取ってました。
    ですがどこか理性を保っている自分もいて、客観的には「新型(当時はあったかな?)」と捉えられたかもしれません。

    で、結果。その入院と休学の期間に、それまでは一生やらないと思っていた煙草とパチンコを覚え、見事に依存しました。

    パチンコ依存症も病気ですが、うつ病よりもはるかに他人に理解されませんし、ただの甘えにしか思えないでしょう。
    両親も必死に理解を示そうとしてくれましたが、何度か家庭も崩壊しかけて一家心中の沙汰になるところでした。

    ただ奇跡的に3年間無駄に過ごした大学の卒業・就職ができ、両親とも離れて暮らすことで、何とかそこそこに良好な関係は保てています。
    とはいえ、未だ借金はありますし、パチンコ依存症は治ってません。

    自分は「うつ病」ではない。
    どんなに辛くて、何にもする気は起きなくてもパチンコだけは行ける。
    限界だとは思いつつも、何とかクビにならない程度には仕事もでき、一人でも暮らせている。

    それなのに30歳近くなった今でも「うつ病」というレッテルが欲しくて、それが無いともう生きていけないと思うのは、本当に自分がダメな人間である証拠で、それこそ「生きているのが悪い」と思ってしまうのです。
    このブログで共感すればするほど、「うつ病」という診断書を手に入れるための演技なのでは? 大して辛いわけでもないのに、さも辛そうなフリをして同情を誘おうとしているだけなのでは?

    いつも堂々巡りでした。

    でもこの記事で『「うつ病」じゃなくたって、辛いものは辛い』
    で、いいのかもしれないと、少し思えるようになりました。

    どんなに頑張っても相手の本当の辛さは分からないし、
    自分と全く同じということはあり得ません。

    ですが、相手の言葉に共感できることがあるなら、穿った見方をせずに自分の素直な感情だと肯定してあげてもいいのかなと。
    それがもしかしたら、分からないはずの相手のことが分かることにもつながるのかなと。

    だから、僕はうつ病では無いですけど、「ああ、うん、それ分かるなあ~」を求めてこれからもこのブログに来たいので、それをお伝えしたかったのです。

    あ、もちろん「ブログ記事を書くからには為になることを毎日発信せねば! でも今日はできん。。。 こんな自分に自己嫌悪……はぁ」的なスパイラルにもいたく共感できるので、ご無理なさらず;;

    いつもたまコメントしては毎度長文ですみませんが、ナミさんのお言葉に甘えて毒吐いてしまったので、明日は美味しいもの食べられそうな気がします^^

    • ナミ より:

      >クマさん

      どうもどうも、お久しぶりです。こうしてクマさんの大切なお話、本音を打ち明けてくださり、とても嬉しく思います。ありがとうございます。

      クマさんが長年つらい思いをされてきたこと、想像するだけで胸が痛みます。

      私は運良く(?)「うつ病」と診断されて、「甘えじゃなかったんだ」ホッとしたときの気持ちは今でもはっきり覚えています。だから、病気と診断されずショックだったというクマさんのお気持ちわかる気がします。私も、そういう状況だったらきっと同じような苦しみを味わったんだろうなぁと。もちろん、クマさんがこれまで経験してこられたつらさを思えば、そんな私の想像なんてちっぽけなものだとは思いますが……。

      パチンコ依存症、一般的にはまだなかなか知られていない病気ですよね。うつ病はメディアで取り上げられることが多くなりましたから、偏見も以前に比べて随分少なくなってきたと感じます。依存症を経験された方、治療中の方の話を聞くと、本当に何とも言えない切ない思いです。

      クマさんは甘えてなんかいない! たとえ誰が何と言おうとも、私はそう断言します。だって、こんなにもたくさんの葛藤やさまざまな困難を乗り越えながら、今もこうして闘っている。それのどこが甘え? そんな輩には私のとび蹴り(超ヘッポコ)をくらわしてやりましょう。

      とは言え、私も正直うつの症状がひどかったときには、「新型うつ」の“好きなことはできる”という話を聞いて、「うつ病と一緒にしないで!」という思いがありました。病気を認めたくないくせに、病人として扱ってほしいという矛盾した考え。

      こういう自分はあまり好きではないですけど、この気持ちを味わったからこそ、今、うつ病とか関係なしに、つらい気持ちを抱えて頑張っている人の気持ちを聞きたいと素直に思えるようになったのかな~と感じています。

      クマさんがおっしゃるように、「どんなに頑張っても相手の本当の辛さは分からない」。だから、まずは話を聴こうって。

      このブログ名、うつ病って入ってますけど、後々はそれを外すのが目標です。今は少しでも多くの方の目にとまるよう「うつ病」というキーワードの力を借りているのですが、もっと自由に、病気など関係なく、一生懸命生きている人が「そうだよね~」って気軽に共感し合える場所になったらいいな~と。

      だから、クマさんのコメントがすごく嬉しかったです。常に真意をくみ取ってくださるクマさんには本当に救われています。心からありがとう。

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