こちらを読みました。
じわじわMPを削っている”毒”は何か – Konifar’s ZATSU
RPGゲームのたとえは日常の疲れやストレスを説明するのにピッタリ。中でも、”毒状態”という表現はすごくわかりやすいな~と深く頷きました。
というわけで今回は、自分自身に引きつけつつ、毒状態について考えます。
「毒状態」とは
まずは基本的な用語を整理します。
RPGゲームのキャラクターには「HP(ヒットポイント)」と「MP(マジックポイント)」が割り振られています。現実に当てはめると、HP=体力、MP=気力というイメージです。
「毒状態」とは、敵から毒を受けて、じわじわと体力(HP)が減っていく状態。体力が減れば、おのずと気力(MP)も減る。すぐに倒れるわけじゃないけど、「このまま放置するとヤバい……!」という感じ。
【HP】体力、体のエネルギー
・ HPが減少 → 疲れすぎて動けない、風邪をひく etc.
【MP】気力、心のエネルギー
・ MPが減少 → 集中力が切れやすい、ちょっとのことで気分が落ち込む etc.
毒状態になると、HP (体力) とMP (気力) がじわじわ削られ続ける
良い刺激も悪い刺激も「毒」になるタイプ
以上の話を踏まえて、私自身について考えてみました。
私にとって「毒=刺激」と言えそうです。すべての刺激は毒に通じる。「刺激 → 毒」です。
すなわち、
- 良い刺激(楽しいイベント、友達とのおしゃべり)も毒になりうる。
- 悪い刺激(人間関係のトラブルやプレッシャー)は当然毒になる。
「楽しいことでもエネルギーを使うから疲れる」、これは誰しもそうだと思います。
ただ、その疲れの程度(MPの消費量)が大きい。毒要素がプラス要素を大幅に上回る。人と話すのは好きだけど、その後どっと疲れるタイプ。
良い刺激が毒に変わる瞬間です。
毒状態と向き合う方法
「毒状態」の厄介なところは、気づかない間に溜まってしまうこと。だからこそ早めに気づいて対処する必要があります。
日頃の生活で取り入れたい対策をまとめます。
毒の原因を特定する(「何が毒?」)
冒頭の記事では、毒状態であることを認識すること、毒の発生源を探り毒消しすることの大切さが書かれています。「あなたの毒はどこから?」、とてもよいキャッチフレーズです。
自分にとって何が毒になっているのか冷静に振り返ること。再び記事の引用になりますが、「最近脳内を占めていることトップ3は?」という質問が助けになりそうです。
薬草を使う(小さな癒しアイテムを活用)
「薬草」とはRPGにおける回復アイテム。日常に置き換えると「癒し」にあたるでしょうか。
おいしいスイーツ、心地よい音楽、お風呂でゆっくりリラックスなどなど、何でもOK。
毒が溜まったら迷わず使うべし。
回復呪文を使う(特別な力でリセット)
自分だけでどうにもならないときは、周囲の人に相談する、専門家の力を借りるなど「特別な助け」を使うのも大事。
その他、回復呪文には、気分転換強制リセット系もありそう。カラオケや旅行、趣味に没頭するなど、非日常を取り入れることで、毒状態をリセット(これは回復呪文というより強力な薬草的アイテム?)。
ただし、回復呪文はMPを消費するので、回復呪文でしか解決できない問題にのみ使うのがよさそう。こういう方法もあると頭に入れておく感じで。
MPを節約する(心のエネルギーを使いすぎない工夫)
人と会う予定を調整したり、一人で過ごす時間を意識的に増やしたり。MPを使いすぎないように心がけること。
自分のリズムを整えることで、調子が安定しやすくなります。
いざというとき(毒状態)への対処を行うMPを残しておくことも大事です。
まとめ:毒状態とうまく付き合うために
毒状態は、誰でもなりうるもの。
「MPがちょっと減ってるな」「もうダメだ……」と思ったら、毒の程度をチェック&早めの対処。
自分の状態を観察して、日常の疲れやストレスとうまく付き合えるようになりたいものです。