愚痴に正確さを持ち込む人よりKABA.ちゃんや若槻さんや光浦さんが好き

ソーイング

ちょっとした愚痴に対して、「でも、相手はそんなつもりじゃないかもしれないよ」「あなたのことを思って言ってくれてるんじゃない?」などと切り返す人がいます。

素直な気持ちを吐露しただけで、いきなりそう指摘されたら、寂しい気持ちになります。私の気持ちを受け取ってもらえなかったんだなって。さらに、上から諭すような口調で言われると、こちらの捉え方を非難されたような気がして、何とも言えないイヤ~な気分が広がります。コンディションが悪いと「そんなふうに思う私が悪いんだ」と自分を責めてしまうかもしれません。

でも、私が愚痴を聞く側にいるとき、私も同じように言っていることがあります。いきなりそう切り返すことはないはず(と信じたい)ですが、いろいろ話を聞いて、「でもさ」と言いたくなることはあります。

そうやって思い返してみると、私は相手の気持ちをちゃんと受けとめられていたか自信がなくなります。相手の気持ちより正確さを優先させていたかもしれない、もしかしたら押しつけていたかもしれないと思って、いま反省しているところです。

KABA.ちゃんの「わかる~」でスッキリ!?

昔、KABA.ちゃんが「あたし、すごい『わかる~』って言っちゃう」と言っていて、なんかいいなと思いました。話の内容によっては「オマエに何がわかる!」「私の気持ちがわかるもんか」と言いたくなることもあるかもしれませんが、「ちょっと聞いてよ~こんなことがあってさ~」という愚痴大会でKABA.ちゃんに「わかる~」と共感してもらえたら、きっと嬉しいだろうなって。

これって誰が言うかってことが大事なんですよね。赤の他人、特に好意的に思えない人に「わかる~」と言われても「え?」ってなります。KABA.ちゃんだって赤の他人なんですけど、一方的であれ、相手のことを知っているから、親しみを感じるんですかね。勝手に友達みたいに思っているというか。そういう意味で、芸能人という存在は特殊ですね。面白い。

あと、その人のキャラクターも関係していますね。同じ言葉を口にしても、素直に受け取れる人と、何かイラッとさせられる人がいます。相手の人間性だけでなく、相性も大きいのでしょうね。

KABA.ちゃんと若槻千夏さんと光浦靖子さんが共有する時間と関係性

KABA.ちゃんで思い出しましたけど、KABA.ちゃんは若槻千夏さんと仲良しで、さらに光浦靖子さんと3人で、手芸の会を定期的に開いていたらしいんですね。確か10年近く前の話だと思うんですけど。素晴らしすぎませんかこの会! めっちゃ参加したいんですけど!

いま軽くググってみたら、まだ開催されているみたいですね、

光浦ドリンク – くわばたりえオフィシャルブログ「やせる思い」 by Ameba

と思ったら、2009年。7年前の話か……。

で、かなり記憶がぼんやりなんですけど、その手芸の会では、みんな黙々と作品を作っているそうな。確か若槻さんがブログにその様子を書いていました。

あぁ、なんて素敵な空間なんでしょう。何人かで集まって、言葉を交わすこともなく、黙々と己の作業に没頭する。そして、出来あがった作品を見せ合う。プチ品評会。

などと想像するだけで、何だか素敵な気持ちになれるのでした。そういう仲間がいるっていいですよね。趣味を共有できる人の存在は、喜びを増幅させてくれそうです。

モヤモヤの発生源の多くはこれかもしれない

KABA.ちゃんと若槻さんと光浦さんの話は、書きながら思い出したことなんですけど、最初の話につながるところがあります。

ここから私の勝手な想像で話を進めますが、手芸部の集いで、KABA.ちゃんが愚痴ったとして、光浦さんや若槻さんがが冒頭のセリフ「でも、相手はそんなつもりじゃないかもしれないよ」「あなたのことを思って言ってくれてるんじゃない?」と言ったとしても、イヤな感じはしません。

まぁ、このメンバーはちゃんと話を聞いてくれそうな感じがしますし、もっと鋭い切り返しをしそうですけど。

ということは、何が大事って「人の話を聞く」ってことですね。

私としては、今日の投稿は「関係性と文脈が大事よね」とまとめようとしたんですけど、今日のモヤモヤの発生源は「ちゃんと私の話聞いてよ」というところだったわけですね。なるほど。

とは言え、特定の関係性の中で生まれた言葉が何を意味するか、話の断片を聞いただけでは理解しきれないということも、念頭に置いておきたいところです。

ひどいと思える言動でも、信頼関係があるからこそ成立することは多々あります。例えば「ダンカン馬鹿野郎!」って完全に愛じゃないですか。たけし軍団の絆? それに対して「そんな罵倒の言葉を使うなんてひどい人!」というのは的外れです。例えが適当じゃない気もしますが(実際に本人が口したことはないらしい)、ちょっとした言葉一つ取っても、言葉は文脈と関係性によって変化するということを改めて感じます。

「正確さ」よりも、まずは目の前の相手の気持ちを大切にしたいですね。

そして、もし愚痴ったとき返された言葉にモヤモヤして、それを自分を責める材料にしている人には、「気持ちをちゃんと聞いてもらえないと寂しいよね」と言える自分になりたいです。なれるかなぁ?

 

<手芸部の作品>
くわばたさんのブログに、各メンバーの作品もアップされていました。

手芸部の作品No.1
手芸部の作品No.2
手芸部の作品No.3
手芸部の作品No.4

あー楽しそう。

現在は、ブッス!手芸部 (@bussu_shugeibu) の活動がメインでしょうか。

「部長:光浦靖子と、モリ夫(モリマン)、quimcho、bucco、とみこはんの計5人の手芸集団。」だそうです。モリ夫さんもなんですね。最高。

1 COMMENT

Calm

気を付けたいです。
昔は嫌われたくなくて分からなくても「あー。」とか「なるほどぉ~」って言ってたんですが、
最近は、自分を大事に。
とか、なんかそんな感じの言葉を盾にして相手の気持ちを考えていなかったかもしれません…

しっかり相手の気持ちも考えて言葉を発したり書いたりするようにします!!
(今更感。)

愚痴かー。自分は気持ち良いけど、聞き手はなんか不快ですよねー…
人間の言葉には毒があるとか。
人の不幸は蜜の味らしいですがね。

蜂蜜は苦手なんで安心ですが。
手芸も苦手ですけど……
もちろん運動も。

KABAちゃんは相手を傷つけない聞き方をしていたんでしょうね!
あと芸能人というのも確かにあるかも。
相性は…ちょっと悔しいけどなんとなくありそう…

確かに話しはしっかり聞いて、それにしっかりと応えないと駄目ですよね…
相槌だけ打たれててもショックですし、
話し聞かずに自分のことを長々ーっと話されたら嫌ですね。しかも『関係無いこと』を。

ホントに…気を付けます……

よく考えたら自分も一番仲良いのになんか嫌い、ウザいと思ってる奴がいて、原因がよく分からずモヤモヤしてたんですけどこれでやっと分かりました。
ソイツは、こっちが話しても空見てる。

注意したら、「ふ~ん」と言いながら

空見てる。

相手を思うって大事ですね。
あと、『正確さよりも目の前の気持ち』ですね!
↑これ一番感心しました。

優先すべき大事なことは何かを知れた気がしました。

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