心と体を維持していくために実践すべき最重要ルール

疲れたから寝るカンガルー

疲れたら寝る。

療養中はもちろん、生きていく上で軽視してはいけない原則です。

睡眠は心身の調子を保つために欠かせません。また、思考を切り替えたいときにも「疲れたら寝る」というルールは役立ちます。

「現実逃避」「寝逃げ」という言い方をすると否定的な印象を受けますが、直面している問題から一時的に距離を置くことで、冷静な判断力を取り戻せることはよくあります。行き詰まって何をやってもうまくいかないとき、ちょっと休憩を入れたらスムーズにいったとか、よいアイデアが浮かんだとかいうことってありますよね。

しかしながら、頭では休んだ方がいいとわかっていても、「疲れたので休みます」とは言いにくいものです。

のほほんと休んでいる場合じゃない。しなければいけないことはたくさんある。悩みがあってつらいから休むなんて言えない。そもそも私は休みたくなんかないんだ!

……うむ、休めるわけがない。

それでも、長い目で見れば、疲れを引きずって無理をする方が生産性は低くなります。さらに、疲れはどんどん蓄積されて悪循環に陥るばかり。悲観モードに突入して「死にたい」の渦にのみ込まれては目も当てられません。

正常な働きを取り戻すために心身をクールダウンさせると考えれば、「疲れたら寝る」という対処はとても適切なものに思えます。

だから、私は先日20時間ふて寝してやりました。心に巣食っていた厭~なアレコレが薄れました。起きた直後は寝過ぎてだるかったのですが、疲れは取れました。今は正常に(それなりに)稼働しております。

休むときには、思い切って「寝る!」と切り替えることが大事ですね。「こんなことで休んじゃいけない」「あれもやらなきゃこれもやらなきゃ……あぁ、寝てる場合じゃない」と心配しながら横になっても全然休めません。休めないどころか罪悪感ばかりふくらんでしまいます。

だから、疲れたら思い切って寝る。余計なことは考えず、全力で寝る。

心と体を維持していくために大切なことだと痛感しています。

同時に、それがうまくできなくなるのがうつ状態なのかなと感じています。「疲れることなんか何にもしてないのに休むなんて」などと自分を責めたりして。あぁ、まじめな頑張り屋さんよ……。

【はてさてどうしたものでしょう】

2 COMMENTS

MAX

はじめまして
今日から仕事に復帰になりました
(去年半年と復帰後また今年3ヶ月病んで休職していました)
本当にうつってきついなと思います 普通ではなんでもないことでも深刻に考えたり、自分を責めたり、、、
休職して直ぐはなみさんのサイトで日々過ごしてました 感謝とこれからもまた読ませてくださいというお願いでコメントさせていただきます。頑張ります(* ̄∇ ̄)ノ

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ナミ

MAXさん、はじめまして。コメントありがとうございます。

そうなんですよね、精神面が不安定なときは、ちょっとしたことでもダメージが大きくて。コントロールが難しいですね。

一昨日から仕事に復帰されたとのこと。調子はいかがでしょうか。休職後の仕事は慣れるまで緊張感が続くと思いますが、陰ながら応援しています。

暑い日が続いていますので、お身体に気をつけてお過ごしください。MAXさんのまたのお越しをお待ちしております。

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