教訓のススメ「うつ病危険度チェック」でダウンタウンのストレス度も判明?

6月13日、フジテレビ系のバラエティー番組「教訓のススメ」でうつ病が特集されていました。

早期発見が大切!うつになる可能性をチェックしてみる

うつ病というテーマで笑える番組を作ってしまう出演者の仕事ぶりに感心しながら、ポイントをまとめました。

予防としてだけではなく、自分の傾向を知るヒントがつまっています。回復のためにも要チェックです。

「うつ病の危険度チェック」

うつになる可能性をチェックし、早期発見に努めようということで、臨床心理士の緒方俊雄先生が芸能人の皆様にアドバイスしています。

緒方俊雄さんは、2009年にうつ病者の復職支援の研究で、日本産業カウンセリング学会から学術賞を受賞しています。ツイッター(@toshioOGATA)のアイコンはチョッパー、好きなアーティストは浜崎あゆみ・桑田佳祐とポップな一面も。

そんな緒方先生が監修した「うつ病の危険度チェック」がこちら。

①電車で若い人がお年寄りに席を譲らないとイラッとする
②サザエさんを観ると元気が出る
③飲み会に誘われた時 出欠の返事をするのが遅い
④信号が変わりそうな時 遠くからでも走って渡る
⑤外出時 家の鍵をかけたか気になってしまう
⑥ボケとツッコミ どちらかと言えばボケだ

チェック項目が2つ以上ある人は強いストレスでうつ病になる危険性がある、とのこと。

これだけだと意図がわからない部分もあるので、詳しく見ていきましょう。

①電車で若い人がお年寄りに席を譲らないとイラッとする

「これチェックしない人の方が頭おかしいよ」と西川史子先生が言っています通り、席を譲らない若者にイラッとするのはうつ関係ないですよね。

イラッとまではしない東京03の角田さんや、若者見ただけでイラッとする坂上忍さんなどイライラポイントは人それぞれのようですが、イラッとすること自体が悪いわけではありません。

問題なのは、普段から不満や怒りをため込んでしまう人。イラッとしてもそのまま、発散する機会がない人は危険です。

この場合であれば、キチンと注意するのがよろしいようです。チキンな私はできないですけど……。

「腹立ったら怒ったったらいいってことやね」と言う浜田さんの態度は、うつ病予防として理想的という結論です。

②サザエさんを観ると元気が出る

落ち込んでも元気が出過ぎても、うつ病になる危険性があるとのこと。

「サザエさん症候群」ってヤツですね。会社がストレスになっている人は落ち込んでしまう。

反対に、会社人間のような人はサザエさんを見て「明日から会社に行ける!」と思って元気になるそうです。家に居場所がない人。40代~50代男性に多いのだとか。

これもストレス度を計る一つの目安ということです。

③飲み会に誘われた時 出欠の返事をするのが遅い

返事をするタイミングではなくて、ギリギリまで迷うかどうかがポイントです。

返事が遅い人(迷う人)は「優柔不断タイプ」。

行こうか行くまいか迷って、ぐるぐる悩んでしまう思考だと落ち込みやすくなる、とのこと。

決断できずにずっと悩みすぎてしまうと、それがストレスになってしまう。

早めに返事をして、スッキリしてしまったほうが精神的にもラクになれますね。

④信号が変わりそうな時 遠くからでも走って渡る

急ぐ必要もないときに、走って渡る人は注意。

いつも何かに追われている心の緊張だったり、「この信号を渡らないと損するんじゃないだろうか」という考え方がストレスにつながりやすいそうです。

ゆったりと信号待ちできる余裕を持ちたいですね。

⑤外出時 家の鍵をかけたか気になってしまう

何回確認しても安心できない人は、いつも不安でストレスがかかりやすいタイプ。

・家の鍵をかけたか気になってしまう
・何度も手を洗ってしまう
・夜道で何度も振り返ってしまう

など、強迫的な症状がある場合は注意が必要です。

⑥ボケとツッコミ どちらかと言えばボケだ

ボケ=自責型
ツッコミ=他責型

「あのとき私がああしておいたら……」と自分に責任を感じてしまう人はストレスをためやすいということです。

ツッコミは相手を責める側なのでストレス発散になるけれど、ボケのように叩かれたりなじられたりするとストレスがたまる。

テレビなど仕事としてのボケ・ツッコミでは問題ありませんが、学校や職場だといじめに発展してしまう場合もあります。

ちなみに、松ちゃんは浜ちゃんに200000000000000000000(2ガイ)叩かれているそうですよ。

松本人志はストレス抱えやすい自責型?「うつ病チェック」で判明…

なんかいろいろ面白いですね。

 

うつ病にならないために心がけること

以上、6つのチェック項目のうち2つ以上当てはまる人は、ストレスがたまりやすいので注意が必要とのこと。

さらに、人に気を遣いすぎてしまう人もストレスをためやすいタイプ。相手のことを中心に考えるので自分を犠牲にしてしまいます。

自分の考えや気持ちをしっかり表現することも必要ですね。

最後にまとめとして紹介された3の言葉。

【うつ病の予防キーワード】
ほどほど ぼちぼち ゆるく

頑張ること、我慢することは日本人の美徳とされますが、自分を痛めつけるまでやっちゃダメ。

何事もほどほどに。
自分のペースでぼちぼちと。
緊張の糸はピンピンにしないで、ゆるく。

自分を大切にする、これが一番大事ですね。

 

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