苦しい療養生活を楽しみながら乗り越える3つの秘訣

手すりに置かれた花束

自分のダメっぷりばかりが目について、生きていく自信がなくなってしまうときってありませんか?

私はしょっちゅうです。絶賛うつうつ期に比べたら、「死」に取りつかれることも少なくなったし、前向きに頑張ってる。でも、全然そう思えない。

そんなとき思い出したい記事に出会いました。

入院生活で出会った思いがけない苦しみと感動 | Plus-handicap

交通事故で大けがを負った楓友子(ふゆこ)さん。苦しい入院生活を乗り越えるまでの心境をいくつかのエピソードと共に綴っています。

身体が動かず、寝返りさえうてない状態。何をするにも家族や看護師さんの手を借りなければならない。想像しただけで、何ともつらい心境になります。

お風呂に入れない、髪も洗えない。記事にはありませんが、きっとトイレにも行けない。実際にはもっともっと不都合があったことでしょう。

そんな中でも、楓友子さんは入院生活を毎日楽しんでいたといいます。

正直、楓友子さんだから前向きに乗り越えられたんじゃないかとか、その人柄の良さに嫉妬する気持ちもありました。きっと私とは違う輝かしい世界に生きる人なんだろうね、と。

でも、楓友子さんも心の病気を患い、苦しんだ経験があるのだそうです。自律神経失調症で薬を飲んでいて、リストカットや自殺未遂をしたこともあったと……。

(生きててよかった…)

自分が事故にあったのだと理解したとき、心から、そう、思いました。

(中略)「死にたい」とばかり思っていた過去があった自分が、「自分はダメなやつだ、価値のない人間だ」と思い続けていた自分が、初めて生きていることを有難いと思った瞬間でした。

(「交通事故に遭って初めて気づいた「生きている」ということへの実感と感謝」より)

「生きている」ことの重み。

命を落とすかもしれない危機的状況、生と死の間をさまよった楓友子さんの言葉が、私の中で響きました。

死を願うことしかできなかった過去の私が彼女の言葉を聞いても、「生きよう!」とは思えなかったかもしれません。たとえ息絶える瞬間の苦しみを経験したとしても、楓友子さんのように気付きを得ることはできなかったかもしれません。

でも、「生きている」ってすごいこと。良いとか悪いとかではなくて、貴重なこと。そうあるのが難しいこと。

それを心に置いておくだけで、人の痛み、命を投げ打っても構わないと思ってしまうほどの苦しみに寄りそえるようになるかもしれないと心強く感じました。

長く苦しい療養生活を乗り越える3つの秘訣

さて、楓友子さんが苦しい入院生活を乗り越えることができた理由が以下の3つ。

1つ目は、できることに感謝をしたこと。

2つ目は、目の前のことに集中したこと。

3つ目は、日々の変化に気づき、成功を実感したこと。

もう本当におっしゃる通りです。私はいつもできない所ばかり探して自分をいじめていますし、先のことばかり考えてため息をついていますし、その日頑張れたことを素直に認めることができません。

療養生活を楽しむためにはどうしたらいいか? この三大原則に沿って具体的に考えるならば、

1.「呼吸できること」「身体が動くこと」「考えられること」ができて良かったなと思う。

2.「窓を開けてみよう」「本を読んでみよう」「外に出てみよう」と小さなことにチャレンジしてみる。

3.「歯を磨けた」「お風呂に入れた」「朝起きられた」とできたことに注目し、喜ぶ。

こうやって、自分の成長に気付けるようになると回復も早まりそうです。

さらに、このような考え方は、家族・友人・主治医など周囲の人の支えに対する感謝にもつながります。長い療養期間を乗り越えるためには、このような信頼関係が大きな力になります。

最後に

楓友子さんの貴重な体験談を反芻しながら確信しました。

それは、自分で感じ、自分で考え、自分で見つけることが何より大事だということ。

つらいときは誰に何と励まされてもつらいし、死にたいときはどんなに生きる素晴らしさを説かれても死にたい。

だけど、人の考えを知ろうとすることで新たな道が開けるかもしれません。行動を起こす勇気をもらえるかもしれません。自分が絶対に譲れない大切な何かが見つかるかもしれません。

そのためには、いつでも心をオープンにして、たくさんのチャンスやきっかけに気付ける自分でいたい。「よかった」「ありがたい」を忘れない自分でいたい。

そして、楓友子さんのように明るく強く美しく生きていけたら最高です。

……とか言った瞬間に「まだまだダメだな」と思ってしまう卑屈な自分も受け入れられるようになれたら、もっと最高です。

6 COMMENTS

小太郎

読ませていただき本当にその通りだなぁと思えました。今日の仕事は頑張れそうです。

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ナミ

>小太郎さん

コメントありがとうございます。

お仕事お疲れ様です。小太郎さんの前向きな言葉に、私も頑張ろうと励まされました。感謝感謝です。

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小太郎

返信が嬉しくてまた書いちゃいました。皆が簡単に出来る、買い物や車屋の手配、銀行もろもろがとても疲れます。でもちゃんと出来たと思うようにしようと思います。 皆、問題は違うけど辛いんですよね。
今日1日を無事に過ごしましょう。
このブログに出会えたことに感謝です☆彡

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ナミ

>小太郎さん

そうなんですよね、みんなそれぞれ問題を抱えながら日々を過ごしていて。その問題の大小を比べるのではなく、自分とちゃんと向き合っていきたいものです。

買い物や各種手続きって細々したことですけど疲れますよね。それをクリアした小太郎さんの経験値は確実に上がっています。素晴らしい!

私の方こそ、小太郎さんとの出会いに感謝しています。今日も良い一日になりそうです。

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ImaIku

こんにちは。
ナミさん、お久しぶりです。

“自分をいじめている”という表現、納得です。
療養生活をしている時、「みんな、どうせ私のことなんて見下しているんだ」という自分の声が、結局、自分を一番悲しませているんですよね。

小さなこどもでも出来るような、歯磨きとかお風呂とか着替えとかもできなくなってしまうのがうつ病。
でも、しっかりと療養していたら、必ず小さな「できた」が潜んでいる。それに、母親のように気づき、「できた」を実感していきたいですよね。

そのためには、今できること、生きていることに感謝し、小さいかもしれないけどできることにチャレンジする勇気ですよね。

毎度、素晴らしい文章ありがとうございます^^

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ナミ

>ImaIkuさん

いつもコメントありがとうございます。

そうなんですよね、誰もそんなこと言っていないのに「みんなに見下されてる!」と思い込んでしまう。なんでわざわざ自分が悲しむことをするのか理解に苦しみます。って自分のことなんですけどねぇ。

そうそう、母親のように気付いてあげることが大切ですね。子どもになったり大人になったり、その時々で役割を演じ分けながら、いろんな自分を可愛がってあげられるようになったら、自分いじめを卒業できるかなぁ……。

今こうして平穏な日々を送れることに感謝して、小さなことからコツコツと自分のペースで進んでいきたいですね。

チャレンジ1年生がんばりまーす。

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